Establishing a UK-Japan inclusive research network in intellectual disability: co-producing a roadmap for belonging

(Economic and Social Research Council (ESRC): UK-Japan SSH Connections grants 2018-2020)

知的障害のある人と一緒に「belonging」をテーマにしたロードマップを作るために、日本と英国の両国においてワークショップをします。

  ・研究代表:Elizabeth Tilley(Open University, Faculty of Wellbeing, Education & Language Studies)
  ・共同者 :森口弘美(京都府立大学公共政策学部福祉社会学科)
         笠原千絵(上智大学総合人間科学部)
         田中弘美(同志社大学研究開発推進機構及び社会学部)
         Sara Ryan(University of Oxford, Nuffield department of primary health sciences)
         Liz Ellis(University of the Highlands and Islands, Centre for Health Science)



 

本人リサーチャーと開発するくらし・たすけあいフォーマット:将来の暮らしに関するインクルーシブ調査

(2018年度三菱財団社会福祉事業・研究助成)

知的障害のある「本人リサーチャー」と研究者が、研究計画の作成段階から協同する、日本ではじめての本格的な「インクルーシブ調査」に取り組んでいます。調査では、親から離れて暮らす知的障害のある人が感じる「困り事」、「助けてもらいたいこと」、「工夫していること」などを調べます。そして、知的障害のある人が地域の人に、どんなとき、どんなことを支援してほしいかを考え、伝えるためのツールとして「くらし・たすけあいフォーマット」をつくります。

  ・研究代表  : 笠原千絵(上智大学総合人間科学部 准教授)
  ・共同研究者 : 中西正繁(ケアの文化研究所 本人リサーチャー)
             森口弘美(京都府立大学公共政策学部 実習助教)



知的障害者の「関係性の変容としての自立」のプロセスの解明

(科学研究費「基盤研究(C)」2016~2019年度)

かつて障害者の自立は、「経済的な自立」や「日常生活行為(ADL)の自立」だと捉えられていましたが、近年は「自己決定による自立」と捉えられるようになってきました。しかしながら、自分で物事を判断したり決定したりする力には個人差があり、「自己決定による自立」が全ての人に当てはまるわけではありません。
この研究では、障害のある人が親元を離れて暮らすことで、どのような変化や成長が見られるのかのプロセスを考察することで、何がどのように変化することが自立と言えるのかを明らかにします。



 

障害のある人から学ぶまちづくり協働研究―障害のあるリサーチャーおよび学生サポーターの育成

(2015年度三菱財団社会福祉事業・研究助成)

近年徐々に、身体障害者がまちづくりの企画やデザインのプロセスに参加する機会が増えてきているのに対して、言葉による理解や表現に困難を抱える知的障害者の参加については充分に実践が積み重ねられているとは言えません。この研究は、知的障害のあるリサーチャーと研究者や学生が「共に」調査をする試みです。

・ 研究代表   : 森口弘美
・ 共同研究者   : 内山尚子(社会福祉法人わたぼうしの会たんぽぽ相談支援センター相談員)
井口高志(奈良女子大学生活環境科学系生活文化学領域准教授)
谷美奈(帝塚山大学全学教育開発センター准教授)

・リサーチャー(調査チームのメンバー)の募集 2015年10月~11月  ご案内はこちら(PDF)

・報告会の開催 2016年3月3日  ご案内はこちら(PDF)
・報告書の出版 2016年9月  冊子またはPDFでお分けできますのでご連絡ください。
 

社会福祉教育・研究における「エピソード記述」の展開プロジェクト

(同志社大学社会福祉教育・研究支援センター(http://gpsw.doshisha.ac.jp/) 第3期センター教育・研究プロジェクト(2013~15年度))

エピソート記述は発達心理学の領域で提示された質的アプローチの方法論の一つです。このプロジェクトでは、「エピソード記述」を質的研究の方法としてだけではなく、実習やフィールドワークにおいて、観察者が捉えた現象を記述し考察するための一つのユニークなアプローチであると捉え、社会福祉領域における教育方法や研究方法の開発・提案につなげていくことをめざしています。

・研究報告会 2015年9月26日(土)13:00-17:00同志社大学新町キャンパス

テーマ   : 社会福祉研究・実践における「エピソード記述」の可能性
キーノートスピーチ   : 鯨岡 峻(中京大学客員教授)
研究報告者   : 市瀬晶子(関西学院大学人間福祉学部助教)
森口弘美(同志社大学社会学部助教)
松本理沙(同志社大学実習助手)
小山聡子(日本女子大学人間社会学部教授)

・プロジェクト報告集を作成しました。
 『社会福祉教育・研究における「エピソード記述」の展開』 ダウンロードはこちら [表紙] [報告集_本文] (PDF)

 

知的障害者の「親元からの自立」の実現に向けた実践手法を明らかにするための調査研究

(科学研究費「研究活動スタート支援」2012~13年度)

家族に支えられて成長した私たちは、一人前の大人として社会のなかで生きていきます。しかし、これまで障害のある人、とくに知的障害のある人のなかには、親元か施設かというかぎられた暮らししか選べなかった時代が長くつづいてきました。この研究では、障害のある人のなかでもとりわけ意思決定に支援が必要な人たち(知的障害がある等)が、青年期あるいは成人期に親元から離れて暮らすことができるための支援のあり方を明らかにします。

●著書


『知的障害者の「親元からの自立」を実現する実践―エピソード記述で描き出す新しい枠組み』
(ミネルヴァ書房/2015)

本研究の成果を収録しています。


●Transition -学校から社会生活への移行-

障害のある人を一人の大人として迎え入れることのできる社会をめざすうえで、子どもから大人への「移行」の時期はとても大切です。そこで、英国のMENCAPという団体が障害者の家族向けに発信している「transition(移行)」に関する情報を紹介します。
Transition -学校から社会生活への移行-


 

●座談会 “親元からの自立”に向けて

知的障害者の『親元からの自立』を促進する要件―家族へのインタビュー調査から高校2~3年生の知的障害のある人の親御さんに、息子さんや娘さんの自立に向けた、親としての思いをお話いただきました。

座談会の動画はこちら(YouTube)です。
https://www.youtube.com/watch?v=UZhKZu9s4mk